福岡県内70蔵のお酒が全て揃う店、友添本店。
福岡の希少な地酒を博多からお届け。

菊美人(福岡)

北原白秋は「菊美人」を墨書し、三幅の扁額を遺した。「菊美人」は白秋の命名と世人は伝える。
菊美人酒造は1735年、江戸期創業。現在は八代目、屋号は薩摩屋。

先々代社長、江崎喜三郎の妻、加代は「北原白秋」の実姉にあたる。(北原酒造場の長女※のち大火により閉場)昭和16年、白秋は妻子、門下の歌人等とともに西下、故郷の柳川及び瀬高町の清水山頂にて盛大な歌会を催し、「菊美人」の菰かぶりを飲み干した。と遺っています。
仕込み水は、酒蔵の傍らを流れる矢部川の伏流水を使用。原料米は、酒造好適米の山田錦、筑後地方の夢一献を厳選し、柳川杜氏の入魂の技術で醸造。頑なに伝統技法を今に伝える蔵元です。

平成20年は、全国鑑評会金賞受賞、福岡国税局純米酒の部4年連続優等賞受賞。吟醸、純米、本醸造など江湖の日本酒等に愛されている。
令和になっても大吟醸酒・純米大吟醸酒にて金賞を受賞!

◎蔵元情報
菊美人酒造株式会社
〒835-0025 福岡県みやま市瀬高町上庄
TEL.092-922-2633

1717(享保2)年創業。酒米は極上品種の「亀の尾」。戦前、新潟県の名酒を全国に流行させた後、「幻の名酒を復活させたい」と11代目社長の伊豆善也が7年がかりで収穫に成功し、1989年、酒米の名前をそのまま冠した 大吟醸「亀の尾」をよみがえらせた。現在、蔵元の長女伊豆美佐子氏が、宗像市長で活躍中です。(2021年現在)

  • 1